「傾聴」と「助言」との間で悩む!
診断士は、さまざまな経営上の課題について、経営者と面談します。
その面談も、いま初めて出会った人と、いま初めて聞く相談事について行うことが比較的多くあります。
公共機関での相談窓口でも、相談が始まる直前に、先方企業のホームページを閲覧しておく程度の情報収集は可能ですが、面談するクライアントの考え方や人柄はわかりません。
慣れない頃は、ストレスを感じました。今でも慣れません。
相談に来る人は、ある程度の答えやヒントを求めています。
又は、自分なりの意見を持っていて、その答え合わせをしたいと思っている人もいます。
「傾聴」が大切と言うが・・・
経営相談については、「傾聴」が大切であるとされています。

しかし、「傾聴」ばかりであると、相談者がイライラしている場合もあります。
一方、「助言」は、相手の抱える問題に対して、予想できる課題やその取り組みが明らかになっていないとできません。的外れな「助言」は、同様に相談者がイライラします。
例えば・・・
「求人を出しても応募がない!」 「採用ができない!」
といった相談に対して
「本当に人材不足による問題なのか、経営課題にさかのぼって考えてみましょう!」
「あなたが望む人物像を一緒に考えましょう!」
と「傾聴」を始めると、ほぼ間違いなくイライラされることでしょう。
しかし、相談マニュアルやガイドラインには、「真の原因」を突きとめるために「傾聴」から始めましょうと示されていることが多いです。
本当に、「傾聴」と「助言」との間で悩んでしまいます。
こんな時、私が最近感じることは・・・
「理」よりも「気持ち」や「感情」を優先して「場を温める」のが良いのではないかと。。。
「場を温める」とは「会話が成立している」「いい雰囲気になっている」に言い換えることができます。
初回面談を成功させるために
相手の「気持ち」や「感情」を優先し「場を温める」ために必要と思うことが3つあります。

- 良い「質問」をタイミングよく繰り出す
- 「質問」と「助言」のバランスをとる
- 後半は「傾聴」を重視し、最後は「納得」をしてもらう
この3つがうまくいったとき、相談相手と信頼関係が生まれていることに気付きます。
これは、日々訓練でしか身につけることができないのではないか思います。
2回目以降の面談は、関係ができあがっているので問題はありませんよね。

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