あなたは、なぜそう決めたのですか?
中小企業が人を採用する際、重視すべきことの一つに
「自社の価値観と、採用しようとしている人の価値観が相容れるかどうか」があります。
その人の決断が行動に表れ、決断はその人の価値観から影響を受けるからです。
面接で「あなたは、どんな行動をとりましたか?なぜ、そうしようと思いましたか?」と質問するのは、その人の価値観を確認したいからです。
価値観は、「その人の行動の再現性を保証するもの」であるから、
今後、この人と一緒に働けるか?、活躍してくれる人か?を想像する根拠となります。
しかしながら、ここでしっかり見つめ直した方が良いことがあります。
今、「基準にしている自分の価値観が歪んでいないか?」ということです。
このことは、中小企業であれば社長自身、個人であれば自分自身を常に見つめ直し続けることに他なりません。
では、「常に見つめ直し続ける」方法は・・・
「あなたは、なぜそう決めたのですか?」を自問し、
冷静な自分に評価してもらうことではないでしょうか?
それができない場合は、
近くにいる信頼できる人に相談することではないでしょうか?
価値観はその人の歩んできた環境や経験により形成されています。
なかなか変えることはできませんが、気づくことはできるはずです。
相談される側が気をつけるべきこと
良き相談相手になる
自分の価値観を振り回さない
助言する
最終的に決めるのは本人
見守る
良き相談相手になる
自分の価値観を振り回さない
・・・・・続く
中小企業診断士とはこのような仕事なのかな・・・と年始に当たり思いました。
さあ、仕事を始めましょう!